小林萌花「最近社長と話す機会があったんですけど『なんでダンスできないのに受けたの？』って聞かれましたね（笑）」

――ダンスは未経験だったのだから仕方ないのでは？

小林　私、それまでの人生では何事もやれば
そこそこできちゃったんですよ。やっても
できないということは、あまり記憶になくて。
だけどダンスだけは何をどう頑張ってもダメでした。
ある意味、初めての挫折だったのかも。最近、
社長と話す機会があったんですけど、
「なんでダンスできないのに受けたの？」って
聞かれましたね（笑）。

――いい質問ですね！どのように答えたんですか？

小林　「ピアノをやってきたので、演奏には
自信がありました。ダンスができないことなんて
頭にほとんどなかったです」って。実際、
なんとかなるだろうと考えていたんですよ。
無知って恐ろしいなと思います。そんな感じ
だったから苦労は人一倍したんですけど、
負けず嫌いと言えばいいのかな？自分の
欠点をひとつずつ潰していって、マイナスを
ゼロに近づけるような作業は嫌いでは
なかったんです。とにかく少しでも早く
追いつきたいと考えていました。