感染症が増えやすい季節、「免疫を整えたい」と発酵食品を生活に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
今回は「いいにごりの酢の日 特別セミナー」で、酢酸菌の知られざる働きと、腸活だけでは終わらない“冬の免疫サポート”につながるヒントを聞いてきました。
今回は「いいにごりの酢の日 特別セミナー」で、酢酸菌の知られざる働きと、腸活だけでは終わらない“冬の免疫サポート”につながるヒントを聞いてきました。
どうして発酵は免疫と関係があるの?

イシハラクリニック副院長の石原先生は、新しい免疫対策としてTLRを紹介。TLRは、体の中で菌やウイルスを察知する“免疫スイッチの入り口”の役割を担っています。
石原先生は、「TLRを働かせることが冬を乗り越えるコツ」と、冬の感染症対策になるとコメントされました。なかでも酢酸菌は2つの免疫スイッチを押せる希少な菌として太鼓判。そして、納豆やキムチなど普段食べる発酵食品にプラスするだけで相乗効果が期待できると紹介されました。
石原先生は、「TLRを働かせることが冬を乗り越えるコツ」と、冬の感染症対策になるとコメントされました。なかでも酢酸菌は2つの免疫スイッチを押せる希少な菌として太鼓判。そして、納豆やキムチなど普段食べる発酵食品にプラスするだけで相乗効果が期待できると紹介されました。

キユーピーの奥山さんは、酢酸菌について研究ベースで解説。酢酸菌はグラム陰性菌に属し、細胞壁に不可欠な糖脂質を持つのが特長です。
この特性により、多くの発酵菌では開けられないTLR4の鍵穴も開けられるため、“攻めの免疫対策”が可能に。
鼻水・咳・鼻づまりによる頭重感など、感染症の代表的な症状や花粉症、疲労感、乾燥による肌のムズムズ感などで、臨床試験による作用が報告されていることにも触れました。
この特性により、多くの発酵菌では開けられないTLR4の鍵穴も開けられるため、“攻めの免疫対策”が可能に。
鼻水・咳・鼻づまりによる頭重感など、感染症の代表的な症状や花粉症、疲労感、乾燥による肌のムズムズ感などで、臨床試験による作用が報告されていることにも触れました。

さらに、ウェルネスプロデューサーの岸さんは、家族の重度アレルギーをきっかけに発酵食品の実践と研究を深めてきた経験から、「にごっているお酢こそ有用!」と力説。毎日の食卓にも取り入れやすい視点が印象的でした。
“にごったお酢”を日常に♡まるごと酢酸菌を取り入れる

後半のトークセッションには、庄分酢の高橋さん、とば屋酢店の中野さん、タマノイ酢の谷尻さんが登壇。にごり酢は、酢酸菌をあえて残した昔ながらのお酢。透明が当たり前だった流れから一転、“にごり=酢酸菌そのもの”という価値が見直され、作り手・商品数は右肩上がり。販売量も過去最高水準へ伸びているそうです。
生活に馴染む形の新商品展開、地域から理解を深める活動、蔵での発酵体験を広げる動きなど、3者それぞれが“次の一手”を描いており、にごり酢という文化がさらに広がっていく未来へ期待が高まります。
生活に馴染む形の新商品展開、地域から理解を深める活動、蔵での発酵体験を広げる動きなど、3者それぞれが“次の一手”を描いており、にごり酢という文化がさらに広がっていく未来へ期待が高まります。
通年で続けたい腸活の中で、にごり酢は無理なく取り入れられる調味料のひとつ。ドレッシングやスープ、炒め物の仕上げにひとさじ追加するだけで、日々の習慣にしやすいのも魅力です。
気持ちよく続ける“日常の腸活”が、結果的に冬の免疫サポートにもつながる。そんな選択肢としてのにごり酢が、これからますます注目されそうです。
気持ちよく続ける“日常の腸活”が、結果的に冬の免疫サポートにもつながる。そんな選択肢としてのにごり酢が、これからますます注目されそうです。

