「2日に1回の入浴習慣」で今からできる“熱中症対策”を専門家が解説

Amazon
帽子・日傘・エアコン…暑くなってから慌てて熱中症対策をしていませんか? 実は熱中症は、暑くなる前の春から対策を始めることが重要なんです。入浴研究のスペシャリスト集団「チームお風呂博士」を擁するアース製薬が、毎日のお風呂が熱中症対策になるという研究データを公開。「2日に1回の入浴習慣」が、暑い夏を乗り切る体をつくる鍵になるかもしれません♡

春先の熱中症が危ない理由、知ってた?

入浴術
出典:beautyまとめ

近年、日本では「夏日」「真夏日」「猛暑日」の日数が年々増加しており、熱中症患者数も深刻な社会問題となっています。特に注目したいのが、体がまだ暑さに慣れていない春先の「季節外れの熱中症」。気候変動によって4〜5月から急に気温が上がるケースも増えており、夏本番を待たずに熱中症になるリスクが高まっています。

熱中症とは、体が熱を外へ逃がせず体温が上昇することで起こる様々な不調のこと。通常は発汗などで体温を調節する機能が働くのですが、急に暑くなると体がその変化についていけず、うまく熱を放出できなくなってしまいます。

冬の汗腺は冬眠状態…発汗まで約4分のタイムラグが!

入浴術
出典:アース製薬試験結果

アース製薬が20〜50代男性6名に行った「季節別の発汗機能比較」試験によると、冬の体は夏に比べて、発汗スイッチが入るまでに約4分もタイムラグがあることが判明しました。冬の間に汗をかく機会が減ることで汗腺の機能が低下し、冬眠状態に陥っているためと考えられます。

春先に急に気温が上がっても、この状態の体では冷却が追いつかず、熱が体内にこもってしまう。これが春先の熱中症が起きやすい大きな原因なんです。

鍵は「暑熱順化」適切に汗をかける体をつくろう

こうした体の仕組みに対して有効なのが、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という考え方。体を徐々に暑さに慣らすことで、スムーズに発汗できる「汗をかける体」をつくる取り組みです。一般的にはランニングやウォーキングなど毎日30分程度の汗をかく運動が有効とされていますが、毎日の運動はハードルが高い…と感じる方も多いはず。そこでアース製薬が注目したのが、毎日のお風呂習慣です♡

2日に1回の入浴で、熱中症の重症化リスクが低下!

入浴術
出典:2022年アース製薬 調査結果

15〜69歳の男女2,331人を対象に行った調査では、入浴頻度が月3回以下の方は、週3回以上の方と比べて熱中症の重症化リスクが約半分になることがわかりました。つまり「2日に1回の入浴習慣」が、熱中症の重症化を防ぐ可能性があることが明らかになっています。

今日から実践!熱中症に負けない体をつくる入浴術4つのポイント

入浴術
出典:beautyまとめ

暑い時期は「シャワーで済ませたい」と思いがちですが、ぜひ湯船につかる習慣を取り入れてみて。アース製薬のチームお風呂博士が推奨する、夏に向けた入浴のポイントはこちらです♡

Point1:お風呂に入る前に水分補給を忘れずに
入浴すると若い方で1.5℃程度体温が上がり、温度や時間にもよりますが約800mLの水分が失われることも。入浴後だけでなく、入浴前にもしっかり水分をとりましょう。

Point2:飲み物は牛乳・麦茶・スポーツドリンクがおすすめ
牛乳はただの水より水分を吸収しやすいことがわかっています。入浴中に汗をかくとミネラルも失われるので、ミネラルも一緒に補給できる麦茶やスポーツドリンクも効果的です。

Point3:うっすら汗をかくまでつかる
熱中症の重症化を防ぐためには、2日に1回、うっすら汗が出るまで湯船につかりましょう。暑さが気になる時期は39〜40℃程度のぬるめのお湯がおすすめ。「このお湯にしばらくつかっていたい」と感じる心地よい温度を目安に。しっかり湯船につかって深部体温を一時的に上げることで、その後のスムーズな入眠と質の高い睡眠にもつながります。うっすら汗が出るまでは湯船につかり、大量の汗や動悸を感じたらすぐに出ましょう。

Point4:入浴後は水分をとって安静に
お風呂上がりは入浴中に失われた水分をしっかり補給。入浴後もしばらく発汗が続くため、バスローブなどを羽織りながら体温をゆっくり下げて、ゆったりリラックスして過ごすことで疲労回復効果がさらに高まります♡

専門家に聞いてみた!「チームお風呂博士」Q&A

アース製薬 研究開発本部 基礎研究室 小番美鈴さん

熱中症対策として入浴が効果的だと聞いて驚きました。夜ではなく朝のお風呂でも効果はありますか?

【回答:】
熱中症対策としての入浴は、一日の終わりである「夜」を基本としておすすめします。 弊社が2,331人を対象に行った調査では、週3回以上湯船に浸かる習慣がある方は、熱中症の重症化の割合が有意に少ないことが分かっています。夜の入浴で一日の疲労をリセットし、睡眠の質を高めて体調を整えることが、結果として熱中症に負けない身体づくりにつながります。

朝の入浴は目覚めのスイッチとして効果的ですが、日中の脱水を防ぐためにも長湯は避け、入浴前後は必ず水分補給を行ってください。


夏はシャワーで済ませがちな方に、ひと言メッセージをお願いします!

【回答:】
夏はシャワーで済ませがちですが、冷房の効いた室内で過ごす夏の身体は、自律神経が乱れたり冷えが溜まったりして疲労しやすくなっています。 本格的な暑さのなかでは、体に負担をかけないよう、無理に熱いお湯に浸かる必要はありません。ぬるめのお湯にゆったり浸かって心身をリラックスさせ、一日の疲れをリセットする目的での入浴がおすすめです。

夏の間も湯船に浸かる習慣を続けることが、自律神経を整え、日々の良好な体調をキープする大切なコンディショニングになります。
アース製薬は入浴と熱中症に関する研究結果を広く発信する「熱ケア」サイトをオープンしました。

「忙しい現代人のお風呂の質 QOF(Quality of Furo)向上プロジェクト」の一環として、熱中症のしくみや入浴習慣の有用性に着目した研究データを公開。今後も最新の研究結果が順次追加される予定です。詳しくはこちらからチェックしてみてください♡

春のうちから湯船につかる習慣を取り入れて、暑い夏も元気に過ごせる体をつくっておきたいですね。毎日じゃなくても、2日に1回からスタートしてみて♡
タイトルとURLをコピーしました