NYと東京をつないできたラグジュアリーホテル『ザ・キタノホテル東京』
ザ・キタノホテル東京のルーツは、1964年に平河町で開業した国内初のアパートメントホテル「北野アームス」。1973年にはニューヨーク初の日系ホテルとして「ホテルキタノ ニューヨーク」を開業し、高度経済成長期には日米の架け橋としての役割も担ってきました。
北野アームスの建て替えを経て、2019年に「ザ・キタノホテル東京」としてグランドオープン。2023年には、世界的な美食と滞在のネットワーク「ルレ・エ・シャトー」に加盟し、東京で唯一のルレ・エ・シャトー加盟ホテルとなりました。
コンセプトは「For Comfort 〜快適さを求めて〜」。館内には、都心にいることを忘れるような落ち着いた雰囲気が漂います。
小規模ホテルだからこそ叶う、大量生産・大量消費に頼らない希少な食材選びや、誠実な生産者との関わりを大切にしているのも特徴。お客さまひとりひとりの体調や気分に寄り添う「心身にやさしい食」と、きめ細やかなサービスで、ゆったりとした時間を過ごせるホテルです。
オランジュリー光庵でクリスマスメニュー試食会を開催
試食会の会場となったのは、2024年7月にホテルのメインダイニングとして開業した「オランジュリー光庵」。今年のクリスマスコースは、素材やスパイス使いにこだわる加茂健総料理長の得意分野を生かした、華やかで遊び心のある取り合わせです。
当日は、ランチコース「Lumière(リュミエール)」の内容を一部アレンジし、ポーションを調整したものをいただきました。会では、シェフとパティシエから、メニューに込めた想いや食材へのこだわりを詳しく聞くことができたのが印象的。料理の背景を知りながら味わうことで、ホテルの食への想いがより深く伝わってきました。
アミューズ「ウフブルイヤード ウニ」
コースの始まりを飾るのは、卵の殻に盛り付けられたウフブルイヤード。とろりとした半熟状態のスクランブルエッグに、ウニをたっぷりと重ねた一品です。
スプーンですくうと、卵のなめらかさとウニの濃厚な旨みが口いっぱいに広がり、ひと口目から思わず笑みがこぼれるおいしさ。かわいらしい見た目で、これから始まるコースへの期待が一気に高まりました♡
「自家製スモークサーモンとホタテテリーヌ シベリアンキャビアと軽いシャンパーニュのソース」
自家製スモークサーモンで魚介を包んだテリーヌに、シベリアンキャビアを添えた前菜。燻製の豊かな香りと魚介の旨みを、さらりとしたシャンパーニュソースがやさしくまとめています。
断面からも、ひとつひとつ手作りで仕上げた料理人の丁寧な仕事が伝わってきます。しっとりとしたサーモンにキャビアの塩気がアクセントになり、上品で軽やかな味わいでした。
コースに添えられたブリオッシュは、外側が香ばしく焼き上げられていて、割ってみると、中はふんわりとやわらかく、バターの香りがふわっと広がります。お料理のソースと合わせても楽しめました♪
「オマールブルーのクリスティアン ミニビーツのフォンダン 発酵ビーツピューレ マルティーニビアンコの香るアメリケーヌソース」
オマールに香ばしいピスタチオやカボチャの種を貼り付けた、「クリスティアン」という手法で仕上げた一皿。ザクザクとした食感が、オマールの甘みと旨みを引き立てます。
加茂シェフは、長年カンボジアでも総料理長を務めてきた経歴の持ち主。ピスタチオやカボチャの種の香ばしさに、どこか東南アジアの空気も感じられるのは、そんなシェフならではの感性かもしれません。
ソースは、まろやかな酸味の発酵ビーツピューレと、マルティーニ・ビアンコが香るアメリケーヌソースの2種類。鮮やかな赤とイエローが映える、クリスマスらしい華やかな盛り付けで、ソースを変えるたびに味わいの表情が変わるのも楽しい一品です。
「パンタード(ホロホロ鳥)のロティ モリーユ 黒トリュフ ジャガイモのエスプーマ ヘーゼルナッツ風味のマルトセック」
メインには、クリスマスらしくホロホロ鳥を使用。冬の森をイメージした、真っ白でかわいらしい盛り付けです。
モリーユ茸と黒トリュフの豊かな香りを重ね、ジャガイモのエスプーマにはヘーゼルナッツの香ばしさをプラス。ホロホロ鳥はしっとりジューシーで、トリュフの香りがふわりと鼻に抜ける贅沢な味わいでした。軽やかなエスプーマとの組み合わせで、最後まで重たさを感じずにいただけます。
「ブッシュ・ド・ノエル」
デセールは、クリスマスの定番ブッシュ・ド・ノエルを現代的に再構築した一品。幹に見立てたチョコレートの中には、サブレショコラ、クリスピーフランボワーズ、ローストノワゼット、ムースノワゼット、ソルベショコラなど、さまざまな食感と味わいのパーツが詰め込まれています。
スプーンを入れるたびに、サクサク、なめらか、ひんやりと食感が次々に変わり、最後のひと口まで飽きることなく楽しめる、驚きいっぱいのデザート。チョコレートの濃厚さとフランボワーズの甘酸っぱさのバランスも絶妙でした♡
オールグルテンフリーの『聖夜のアフタヌーンティー』も
試食会では、本来のミニャルディーズの代わりに、ティーラウンジKAFUのクリスマスシーズン限定「聖夜のアフタヌーンティー」から、トナカイシュークリームとジンジャーマンレーズンバターサンドの2品も登場しました。
ティーラウンジKAFUで好評のアフタヌーンティーは、すべてグルテンフリー。パティシエの伊東シェフが試行錯誤を重ね、小麦を使わずにクラシックなメニューを作り上げています。小麦の代わりに主に米粉を使い、小麦にはない米粉の特性を生かして、さまざまな食感を研究しているそうです。
実際にいただいてみると、グルテンフリーとは思えないほど満足感のある味わい。チョコレートの角をつけたトナカイと、にっこり顔のジンジャーマンの愛らしい見た目にも心がほっこりします♪ 小麦を控えている方はもちろん、クリスマスのティータイムを特別に過ごしたい方にもおすすめです。
■オランジュリー光庵 クリスマス限定コース「Menu de Noël」
提供期間:2026年12月22日(火)〜25日(金)
ランチ:Éclat(エクラ)5皿 12,000円/Lumière(リュミエール)6皿 16,000円
ディナー:Étoile(エトワール)7皿 18,000円/Prestige(プレスティージュ)8皿 23,000円
※価格はすべて税込・サービス料15%別
※クリスマス期間のミニャルディーズは、ワゴンで運ばれる多数の品から好みのものを選べる「シャリオ・デセール」で提供
■ティーラウンジKAFU「聖夜のアフタヌーンティー」
提供期間:2026年12月1日(火)〜25日(金)
■ザ・キタノホテル東京
住所:東京都千代田区平河町2-16-15
今回いただいたクリスマスメニューは、見た目の華やかさはもちろん、食材選びや調理への誠実なこだわりが詰まったものばかり。ホテルの歴史やおもてなしの心にも触れられ、ザ・キタノホテル東京の魅力をたっぷりと感じる時間になりました。今年のクリスマスは、大切な人と特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?♡
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
※価格は編集部調べです。

