1: 2021/12/08(水) 11:51:03.55 0
現在は会社社長・元℃-ute 萩原舞の今「芸能界に未練はまったくありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc575185c604f2e021341ffb89f3c62ec5d357e7
2017年6月の℃-ute解散とともに芸能界引退し、現在は「株式会社WithMii」の代表取締役を務めている萩原舞。今年8月には結婚も発表するなど公私ともに順調に歩んでいるように見えるが、ここまでの3年にはさまざまな苦難と決断があったという。全3回にわけ、彼女の足跡をたどる。(全3回の1回目)
──℃-uteの解散が2017年6月のこと。萩原さんは芸能界を引退し、現在は事業家への転身を果たしています。この間の流れを教えていただけますか?
萩原 解散した時点では、将来のことについてほぼノープランだったんです。でも、それはあえてノープランにしていたところも大きかったんですよね。なにしろ私は小学校1年生のときに芸能のお仕事を始めて、そこから15年間ずっと活動を続けていたんですけど、その間は長い休みもないし、自分で自分のスケジュールを立てるということが一切なかったんですよ。やるべきことをスタッフさんに告げられて、すべて段取りを整えていただいたうえで、私たちは動いていたんです。だけど冷静に考えると、それってかなり特殊な環境じゃないですか。だから自分の人生を一度「まっさら」な状態にしたかったんです。
──芸能人・萩原舞ではなく、ただの萩原舞としてまっさらな状態で改めて考えたわけですね。
萩原 それでとりあえず解散後に私が取った行動が留学でした。これは親友の光井愛佳ちゃん(元モーニング娘。)に会いたかったというのも大きな理由です。メンバーもスタッフさんもいない中、空港から目的地に向かう……これだけでも私にとってはめちゃくちゃ新鮮なことだったんですよ。最初は英語も全然しゃべれなかったから苦労もしましたけどね。でも言葉も通じない中、自分で考えて自分で行動するということが大事だったんです。
──萩原さんの場合は幼少期から芸能活動を送っていたので、一般社会にコミットするのに苦労したのではないでしょうか。
萩原 でも、だからこそ1人で一般の世界に飛び込むことが必要だと私は考えたんですよ。芸能界引退と発表したら、「もったいない」と言われたことも結構ありましたけどね。「絶対にまた華やかな世界に戻りたくなるよ」とか。
──スポットライト症候群は今のところない?
萩原 まったくありません。踊りたいとすら思わないです。でもそれって、辞めたことに本当に後悔がないからなんですよ。℃-uteで最後にさいたまスーパーアリーナのステージに立ったときも妙に冷静な自分がいて。いっぱいに埋まった客席を眺めながら「この景色をもう二度と見ることができないんだ」と思ったんですよ。かと言って必要以上に感傷的になるわけでもなく、「しっかり目に焼き付けておかなくちゃ」と冷静に考えたことを覚えています。なんというか℃-uteの萩原舞を俯瞰的に、どこか上の方から眺めているような感覚がありました。「これで最後なんだ」と覚悟を決めたあの6月12日から、気持ちがブレたことは一切ないんです。
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