小田さくら「泣顔のままステージに立っていた先輩メンバーに「泣き止んでから出てほしい、泣くなら出てほしくない」と言った事がある」

小田さくら
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1: 2023/07/18(火) 12:11:16.84
──プライベートとステージでの自分を切り離したいという考え方は、デビュー当時からですか?

小田 勝手にそうなっていったと思います。特に加入当初は思春期だったので、母に対して反抗心があったんです。
だからこそ、ステージ上では理想的な自分でいようとしていた。ライブ中に母が見えたときなんて、もうとんでもない感情になっていたんですよ(笑)。
「今の自分は誰なんだ」「こんなことしてる姿、絶対に母に見られたくない」と思ったり、でも見に来てくれているのはありがたいし、だけどお母さんという存在を思い出しただけでもうすべての集中力がなくなったり……。
でもイヤなことや落ち込んでいることをステージに持ち込むのはめちゃめちゃ嫌いで。それなら「じゃあ出るなよ、帰ればいいじゃん」と自分に思っていましたね。

──デビュー当初から落ち着いた印象があったので、小田さんにそういった葛藤があったのは意外です。

小田 それをいかに外に見せないかだと思っていたんで、よくできていたんだと思います(笑)。でも気に入らないものは、自分に対してでもはっきり気に入らなかったんです。

──それは自分以外の方に対してもそうなんですか?

小田 他人に対してはあんまりないけど、ステージではありますね。
イヤなことがあって、泣いた顔のままステージに立っていた先輩メンバーに「ステージには泣き止んでから出てほしい。泣くなら出てほしくない」と伝えたことがありました。
そのときは視野が狭かったから、ファンの人はお金と時間をかけて見に来ているのに、泣き顔を見せて心配させるなんてと思っていたんですよね。

今はそういう人間らしさやメンバーの葛藤を見られて嬉しいファンの方もいるとわかった上で、
落ち込んでいるメンバーにはステージに立つ前に改めて「ステージだよ」「笑って」と声をかけたりはしています。でもそれは受け入れてくれなくてもいいんです。
ステージに対するこだわりは全員にあって、ぶつかり合うことは悪いことじゃないから、私は思ったことを言うし、向こうも何を言ってくれてもいいしと思っています。
https://entamenext.com/articles/detail/26496/2/1/1

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