皆様こんにちは!自らの敏感肌の経験から美容提案をしています。美容師の@hirokoです。
植物の恵みで美肌を育てたい──そんな想いに応えてくれるのが「ローズマリーチンキ」。
ローズマリーをアルコールに漬けて有効成分を抽出するチンキは、ナチュラルケアの中でもとても優秀。中でも注目したいのが、ウルソール酸という成分です。
この記事では、ウルソール酸を効率よく取り入れられるローズマリーチンキの作り方と、毎日の美容に役立つ活用方法をご紹介します。
- 手作りスキンケアを楽しみたい
- 天然のエイジングケアをしたい
- ローズマリーが大好き!
そんな方は是非一度ご覧ください。
ローズマリーチンキとは?

ローズマリーは古くから「若返りのハーブ」として親しまれてきた、抗酸化力の高いハーブ。その中に含まれるウルソール酸には、肌の弾力やキメを整え、毛穴を引き締める働きがあるとされ、美容業界でも注目されています。
チンキにすることで、ウルソール酸をはじめとする有効成分をアルコールにしっかり抽出。自分の肌に合ったナチュラルスキンケアに取り入れることができます。
用意するもの
- ローズマリー:適量
- ウォッカスピリタス又は無水エタノール:適量
※今回は飲用可能なスピリタスを使用します。 - 消毒済みの清潔なガラス瓶
- 茶こし、コーヒーフィルター、濾過紙など
- 日付と内容を記録できるラベル(任意)
作り方ステップ
- 使用する瓶を煮沸やアルコールでしっかり消毒し、乾かします。
- ローズマリーを瓶に入れ、ハーブがしっかり浸かるようスピリタスを注ぎます。
- フタを閉め、冷暗所に2週間〜1ヶ月保管。1〜2日に一度は瓶を軽く振って成分がよく出るようにします。
- 成分が十分に抽出されたら、茶こしやガーゼで濾して遮光瓶に保存。
- ラベルに作成日や原料を記録しておくと、管理しやすくなります。


美容に活かすローズマリーチンキの使い方
- 化粧水に:精製水で10倍に希釈します。顔、頭皮、髪等全身どこでもケアできる一本に。
- バームに:ワセリン10g、チンキ10mlを湯煎にして10分アルコールを飛ばす。容器に入れて冷やせばクリームに。
- 抗酸化ドリンクに:炭酸水に少量垂らしてさっぱりと抗酸化ドリンクに。
※肌の状態や体質によって合わない場合があります。初めて使用する際はパッチテストを行ってください。
保存と取り扱いのポイント
- 保存期間:冷暗所で保存すれば、6ヶ月〜1年ほど使用可能。
- 使用時の希釈:原液は強いため、使用時は必ず水などで薄めてください。
- 肌への使用は慎重に:異常を感じたらすぐに使用を中止してください。
よくある質問
Q.ローズマリーはドライかフレッシュどちらが良いですか?
A.どちらでも大丈夫です。育てていらっしゃれば是非フレッシュをお使いください。購入されるのであれば、ドライがお手頃です。
Q,無水エタノールとウォッカとどちらが良いですか?
A,どちらでも大丈夫です。飲用にも使われる場合はウォッカを利用してください。アルコール濃度が低いとウルソール酸が抽出されません。ウォッカを使用する場合は96度のスピリタスをご利用ください。
私はスピリタスを探すのに苦労しました。百貨店もコロナ以降取り扱いをやめたとかで…。成城石井で購入できましたが、正直ネットの方が楽ちんだった。
まとめ
ローズマリーチンキは、自然の恵みをギュッと凝縮した万能美容エキス。
特に、肌のハリや毛穴ケアに注目のウルソール酸をナチュラルに取り入れられるのは、手作りならではの魅力です。
ハーブや自然派コスメが好きな方、美容をナチュラルに楽しみたい方は、ぜひ一度ローズマリーチンキ作りに挑戦してみてくださいね!
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