無理しない食事制限術!工夫次第で続けやすいダイエット法

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ダイエットといえば、まずは食事制限を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

とはいえ、極端な食事制限はストレスの原因になることも。

大切なのは「我慢する」ことではなく、「工夫して楽しむ」ことです。


正しい方法を知り、自分に合ったやり方を見つければ、無理なく健康的に理想の体型を目指せます。

この記事では、食事制限をストレスなく続けるための工夫やポイントについて、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。

その食事制限、NGかも!

ダイエット
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短期間で痩せようと強く思うほど、食べる量を減らしがちですが、食事制限=食べないという考えはよくありません。

極端に食べる量が減ってしまうと「筋肉が落ちて代謝が低下する」「便秘になりやすい」「リバウンドしやすい」「体調不良につながる」などのデメリットが発生しやすいです。


もちろん、ダイエットなので食べ過ぎはNGですが、必要な量の食事は摂るべきだといえます。

そのため、ダイエットを行ううえでの食事制限は、食べないのではなく「何を食べるか」「食べる順番」などを工夫するのが大きなポイントです。

食事制限をやるうえですべき3つのこと

朝食
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ここからは、具体的な食事制限の方法についてお伝えします。

1日3食が前提

ダイエット中でも1日3食食べることは、基礎代謝を維持するために重要です。

食事を抜くとからだが「飢餓状態」と判断し、脂肪をため込みやすくなり、かえって太りやすい体質になることがあります。

3食を規則正しく摂ることで、血糖値の急上昇や急降下を防ぎ、無駄な間食やドカ食いを防止できるでしょう。


食事回数を減らすより、食事の内容と量に気をつけながら3食しっかり食べるほうが、リバウンドしにくく、持続可能なダイエットにつながります。

ベジファースト

ベジファースト(=野菜から食べる)は、血糖値の急上昇を防ぐために効果的だと考えられています。

食事の最初に食物繊維が豊富な野菜を摂ることで、糖質や脂質の吸収が緩やかになり、脂肪がからだに蓄積されにくくなります。


また、食物繊維は満腹感を得やすくし、食べ過ぎ防止にもつながります。

さらに、腸内環境の改善にも役立ち、便秘解消や代謝アップも期待できるでしょう。


ベジファーストは、食べる順番を工夫するだけなので手軽に始められて、無理なく継続できるダイエット方法のひとつです。

食事内容を記録

ダイエット中に食事内容を記録することは、自分の食生活を客観的に見直すためにとても効果的です。

何をどれだけ食べたかを記録することで、無意識に摂取しているカロリーや栄養バランスの偏りに気づくことができます。


また、記録することで「食べ過ぎを防ごう」という意識が働き、自然と食事内容の改善につながります。


体重や体調の変化と食事内容を照らし合わせることで、自分に合ったダイエット方法を見つけやすくなるでしょう。

ダイエットには漢方薬もおすすめ

生薬
出典:Photo-ac


ダイエットには、エクササイズに加えて漢方薬の使用もおすすめです。

漢方薬は、「脂肪太り」「水太り」「ストレス太り」などの症状に効果が認められています。

からだの根本にアプローチするので、太りにくく、痩せやすい体質を目指せますよ。


具体的には下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。


  • 余分な脂肪の吸収を抑える
  • 脂肪を燃焼しやすくする
  • 水分の循環をよくして余分な水分を排出する
  • 自律神経を整えてストレスを緩和する


漢方薬は自然由来の生薬で構成されており、一般的に副作用も少ないといわれています。

決められた量を飲むだけなので、日常生活にも取り入れやすく、食事制限と併せて試してみるのもよいでしょう。

<ダイエットのお悩みにおすすめの漢方薬>

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

脂質代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
おなかの脂肪が気になる人や便通が悪い人におすすめです。

大柴胡湯(だいさいことう)

気持ちを落ち着かせるとともに、脂質代謝を促すことで肥満や便秘を改善します。
ストレスで食欲が増してしまう人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」にはAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

食事制限は無理をしないことが大切!

極端な食事制限は一時的に痩せたような気になりますが、実際は脂肪ではなく筋肉が落ちていただけ、なんてことも。 リバウンドもしやすくなるのでおすすめできません。

太りにくく痩せやすいからだ作りのためにも、必要な栄養素はしっかり摂って、ストレスなくダイエットに取り組みましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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