多幸感メイク、土台が9割。漢方薬で仕込む美の習慣

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「なんだか幸せそう」「透明感がすごい」

そんな印象を与える「多幸感メイク」が今注目を集めています。

派手すぎず、でも印象的なこのメイク、実は仕上がりの良し悪しを左右するのは肌の土台といわれています。

どんなにメイクテクを磨いても、素肌が整っていなければ多幸感は生まれません。

今回は、多幸感メイクの特徴と、それを支える「美の土台」の整え方について、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに教えていただきます。

そもそも多幸感メイクって?注目の理由と特徴

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出典:Unsplash

「多幸感メイク」とは、幸福そうに見えるように演出されたメイクスタイルのことです。

ふわっと血色感のあるチーク、ツヤのあるリップ、やわらかな目元など、ナチュラルでありながら惹きつける魅力を持っています。

まるで内側から輝いているような表情をつくり、「なんだか幸せそう」と周囲に好印象を与えるのがポイントです。

多幸感メイクが注目され始めた理由のひとつは、パーソナルカラー診断や骨格診断が広まり、自分に似合う色や質感を活かしたメイクが主流となったことが考えられます。

ガッツリ盛るメイクというよりは、「自分らしさ」や「ナチュラルな美しさ」といった、いわゆる自分の個性をいかす自然体の美しさが、多くの女性たちの共感を呼んでいるといえるでしょう。

多幸感メイクは“肌”が命!実は土台で差がつく

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出典:Unsplash

多幸感メイクの魅力は、まるで素肌そのものが美しいかのような仕上がりにあります。

そのため、どんなにメイクの技術が優れていても、肌が荒れていたり、乾燥していたりすると多幸感は損なわれてしまいます。

つまり、ベースにある肌の土台こそが、メイク映えの決め手になるのです。

では、その土台づくりには何が必要なのでしょうか? 

まず大切なのがスキンケアの基本を丁寧に行うことです。

クレンジング・洗顔・保湿を自分の肌タイプに合ったアイテムで行うだけでも、肌の調子は大きく変わります。

とくに保湿は重要で、肌の水分と油分のバランスが整っていると、ファンデーションのノリやツヤ感がぐっと高まります。

次に見直したいのが生活習慣です。

睡眠不足やストレス、偏った食生活は、肌のくすみ・乾燥・ニキビなどの原因に直結するといわれています。

できるだけ毎日同じ時間に寝て、十分な睡眠を確保することが理想的です。

また、肌の潤いを保つためには、バランスのとれた食事やこまめな水分補給も大切です。

心の状態も肌に大きな影響を与えると考えられているので、ストレスをためすぎないようにしましょう。

メイク映えのため肌質改善には漢方薬もおすすめ

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出典:Pixabay

肌の健康を保つ手段のひとつとして、漢方薬の服用がおすすめです。

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、一般的に副作用も少ないといわれています。

決められた量を飲むだけなので、忙しくても続けやすいのが嬉しいポイントですよ。

具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

  • 血流をよくして肌に必要な栄養を届け、代謝を上げる
  • 肌に潤いを与える
  • 自律神経を整えてストレスが原因のシミなどを改善する
  • 肌の乾燥で生じるかゆみや炎症を改善する

<肌質改善におすすめの漢方薬>

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

血流や水分代謝をよくして肌に栄養を届け、ターンオーバーに働きかける漢方薬です。
シミやニキビに悩む人におすすめです。

当帰飲子(とうきいんし)

肌に栄養と潤いを与える四物湯(しもつとう)にかゆみを抑えたり、バリア機能に働きかけたりする生薬を配合した漢方薬です。
冷え症、乾燥肌の人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。 しかも、価格もお手頃で、漢方薬を自宅まで郵送してもらえますよ。

多幸感メイクでナチュラルな美しさを引き出そう

多幸感メイクは、テクニックやトレンドだけでは完成しません。

その人本来の肌の美しさや、日々の積み重ねがにじみ出るからこそ、「幸せそう」な雰囲気が伝わるのです。

スキンケア・生活習慣・心の整え方などを意識して肌の土台を磨いていくことが、メイク映えだけでなく、自分自身の内面からの美しさにもつながります。

今こそ、肌の土台から見直して、あなたの多幸感メイクをアップデートしてみてください。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。
症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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