11月1日の「紅茶の日」にあわせて開催された、一般社団法人ウェルネス総合研究所によるセミナーでは、
甲南女子大学の川畑球一先生と静岡県立大学の中山勉先生が登壇し、「紅茶ポリフェノールの最新知見」について講演が行われました。
健康や美容に関する最新研究も紹介され、紅茶ポリフェノールへの注目がますます高まっています。
国内外の大学でも研究が進む紅茶成分。その魅力を知れば、毎日のティータイムがより特別なひとときになるかもしれません。
健康や美容に関する最新研究も紹介され、紅茶ポリフェノールへの注目がますます高まっています。
国内外の大学でも研究が進む紅茶成分。その魅力を知れば、毎日のティータイムがより特別なひとときになるかもしれません。
そもそも「紅茶ポリフェノール」ってなに?

紅茶ポリフェノールは、紅茶の発酵過程でカテキンが変化して生まれる天然由来成分。代表的なのがテアフラビン類やテアルビジン類です。
紅茶の美しい色や深いコクのもとになるだけでなく、カラダのめぐりや代謝をサポートする働きがあることが報告されており、健康や美容にうれしい成分として注目されています。
紅茶の美しい色や深いコクのもとになるだけでなく、カラダのめぐりや代謝をサポートする働きがあることが報告されており、健康や美容にうれしい成分として注目されています。
紅茶を飲む人に見られたうれしい変化
イギリスの約50万人を対象に行われた研究では、1日2杯以上の紅茶を飲む人は、飲まない人に比べて血管疾患・虚血性心疾患・脳卒中の死亡率が9~13%低かったという結果が報告されています。
紅茶の種類や、砂糖・ミルクの有無にかかわらず同様の傾向が見られたそう。
この結果について、長年紅茶成分の研究を続けてきた静岡県立大学の中山勉先生も「大変注目している」とコメントされています。
(※観察研究による統計的傾向であり、機能性を保証するものではありません)
紅茶の種類や、砂糖・ミルクの有無にかかわらず同様の傾向が見られたそう。
この結果について、長年紅茶成分の研究を続けてきた静岡県立大学の中山勉先生も「大変注目している」とコメントされています。
(※観察研究による統計的傾向であり、機能性を保証するものではありません)
まだある!紅茶ポリフェノールの注目ポイント
紅茶ポリフェノールの研究は世界各国で進み、健康・美容の両面から期待が高まっています。
たとえば、ウイルスに関する研究では、テアフラビン類が新型コロナウイルス(オミクロン系統など)と細胞が結合するのを妨げる可能性が報告されています。さらに、テアフラビンやカテキンを含む茶抽出物が、インフルエンザAウイルスの感染力を低下させたとする実験結果もあるそうです。
こうした研究はいずれも試験管や細胞レベルでの基礎研究であり、ヒトでの有効性は確認されていませんが、紅茶の持つ成分の可能性に注目です。
さらには、抗酸化作用による美容効果も。紫外線によるダメージを防ぎ、肌のハリやツヤを保つ手助けをしてくれるほか、シミやたるみを防ぐ美容効果も期待されています。
紅茶を毎日の習慣にすることで、“おいしく続ける美容と健康ケア”が叶うかもしれません。
(※本節は基礎研究の紹介であり、特定の疾病の診断・治療・予防を意図するものではありません)
たとえば、ウイルスに関する研究では、テアフラビン類が新型コロナウイルス(オミクロン系統など)と細胞が結合するのを妨げる可能性が報告されています。さらに、テアフラビンやカテキンを含む茶抽出物が、インフルエンザAウイルスの感染力を低下させたとする実験結果もあるそうです。
こうした研究はいずれも試験管や細胞レベルでの基礎研究であり、ヒトでの有効性は確認されていませんが、紅茶の持つ成分の可能性に注目です。
さらには、抗酸化作用による美容効果も。紫外線によるダメージを防ぎ、肌のハリやツヤを保つ手助けをしてくれるほか、シミやたるみを防ぐ美容効果も期待されています。
紅茶を毎日の習慣にすることで、“おいしく続ける美容と健康ケア”が叶うかもしれません。
(※本節は基礎研究の紹介であり、特定の疾病の診断・治療・予防を意図するものではありません)
リラックスしながら“美とめぐり”をチャージ

紅茶は、味わいや香りによるリラックス効果も魅力のひとつ。
テアニンなどのアミノ酸成分も含まれており、穏やかな気持ちで集中力を高めたいときにもぴったりです。
仕事の合間や食後のひとときに、紅茶をゆっくり味わう時間をつくってみては?
美容・健康・癒しを一度に叶える“紅茶時間”を、日常に取り入れてみましょう。
テアニンなどのアミノ酸成分も含まれており、穏やかな気持ちで集中力を高めたいときにもぴったりです。
仕事の合間や食後のひとときに、紅茶をゆっくり味わう時間をつくってみては?
美容・健康・癒しを一度に叶える“紅茶時間”を、日常に取り入れてみましょう。

