こくみん共済 coopが2026年8月に発表した情報によると、夏休みは子どもの行動範囲が「通学路」の外へぐんと広がる時期なのだそうです。
公園に習い事、友だちの家、祖父母の家……普段とは違う道を歩く機会が増えるこの時期こそ、あらためて確認しておきたい交通安全のポイントがあります。
こくみん共済coopが取り組む「7才の交通安全プロジェクト」って?
こくみん共済coopでは、「未来ある子どもたちを交通事故から守りたい」という想いから、2019年より「7才の交通安全プロジェクト」に取り組んでいます。
7才の交通安全プロジェクト
7才の子どもは他の年齢に比べて交通事故に遭いやすいという社会課題を背景に、「地域・社会で守る」「子どもがルールを学ぶ」「ドライバーが安全運転を心がける」という3つの視点で、交通安全への意識づけを行っています。
今回は、そんなプロジェクトの知見をもとにした、夏休みならではの交通事故リスクと対策方法をご紹介します。
小1の事故リスクは小6の約2.5倍
政府広報オンラインのデータによると、小学生の学年別の歩行中交通事故 死者・重傷者数は、1年生が415件、2年生が438件と低学年で高く、学年が上がるにつれて減っていく傾向にあります。
小学1年生の歩行中事故は、小学6年生の約2.5倍にのぼるという結果になりました。
低学年のうちは大人と一緒に歩く機会が多いものの、周囲の状況判断や危険予測の力はまだまだ発展途上です。
「小さいから大丈夫」ではなく「小さいからこそ」、大人が事前に危険箇所を把握し、繰り返し伝えていくことが大切なのですね。
盲点は”通学路の外”!生活道路の危険ポイントTOP5
普段の交通安全確認は、学校に通うための「通学路」が中心になりがちです。一方で夏休みは、学校や地域の見守り活動や集団登下校の機会も少なくなる時期です。
こくみん共済coopが公開する「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」のアクセス状況を見ると、新学期を迎える4月にアクセスが高まる一方、8月は相対的に低下する傾向があります。
行動範囲が広がる時期であるにもかかわらず、確認する機会は少なくなりやすいというギャップが浮き彫りになっています。
同マップに全国から寄せられた投稿を分析したところ、生活道路の危険として多く挙げられていたのは「車の交通量・スピード」「横断歩道・信号」「歩道・道幅」「交差点・見通し」「自転車」の5つでした。
車のスピードや交通量だけでなく、横断のしづらさや見通しの悪さなど、いくつもの要素が重なって危険が生まれていることがわかります。
今日からできる!”通学路の外”交通安全チェック
夏休みに子どもが歩く道では、車通りが多い道、信号のない横断歩道、歩道が狭い場所、見通しの悪い交差点、駐車場や店舗の出入口などに注意が必要です。
大人にとっては見慣れた道でも、子ども目線では車や自転車の接近に気づきにくいことがあります。通学路だけでなく、公園や習い事、友だちの家、祖父母の家・帰省先など、通学路以外の道もあわせて確認しておきたいところです。
確認しておきたいポイントをまとめると、行き先を書き出す/目的地までの道を確認する/生活道路の危険箇所を確認する/横断時の基本行動を確認する/家庭でのルールを決めるの5つです。
地図で確認するだけでなく、可能であれば実際に歩きながら「ここでは何に気をつけるか」「どこで止まって確認するか」を親子で一緒に考えることが、いざという時の安心につながります♡
こくみん共済coopが公開する「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」では、自宅周辺や夏休みによく行く場所までの道、帰省先まわりの道、過去の事故情報や危険箇所を確認することができます。
私のまちの7才の交通安全ハザードマップ
休み明けに普段の通学路へ戻るタイミングでも、あらためて確認しておくと安心ですよ。 夏休みは、子どもの行動範囲が普段の通学路を超えてぐんと広がる時期です。
お盆の帰省や旅行先でも、いつもと違う道を歩くときはひと声かけて、親子で危険箇所を確認する習慣をつけておきたいですね♪
実際の道を確認するだけでなく、「みつけよう!7才の交通安全マップ」や「交通安全オンライン授業」を活用して、親子で交通安全のルールを確認しておくのもよさそうです。
※本記事は、こくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)が2026年8月に発表した「お盆の帰省先、いつもと違う道にも注意 夏休みに見落とされやすい”通学路の外”の交通事故リスク」をもとに作成しています。
※記事内の事故データは政府広報オンライン「歩行中の交通事故データ」、生活道路の危険ポイントは「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」への投稿コメントをもとにしたキーワード集計によるものです。データは調査・集計時点のものです。

