1: 2024/05/22(水) 15:11:47.46 0
第二の壁にぶつかったのは、デビュー後ですね。
1年半の研修生期間を経て、中学1年生になったばかりの13歳の時に3期メンバーとしてアンジュルムに加入したのですが、
久々の新メンバー加入だったので、「受け入れてもらえないんじゃないか」という不安もありました。
でも特に辛かったのは、それまで自信を持ってやってきたダンスを、ファンの方たちから否定されてしまったこと。
研修生時代は個々でのパフォーマンスだったのが、デビュー後は周りと合わせることも意識したグループとしての見せ方が必要で。
自分がそれまで信じてやってきた正解が、新しい場所では違ったんです。初めて「正解は一つじゃない」と気づかされた出来事でした。
悲しかったし悩みましたが、一旦自分が信じてきたものをやめて周りに合わせる気持ちを持ちながら努力したら、少しずつ変わることができました。
でも一方で、私は研修生の頃から変わらず、「ステージ上では先輩後輩は関係ない」という思いをずっと持ち続けてもいて。
礼儀も大事だけど、ステージというのは個々のパワーやグルーヴのぶつかり合いだし、上下関係なく食らいつくからこそ生まれる凄い力がある。
そんな気持ちでやり続けていたら、今度は先輩たちが私の勢いについてきてくれるようにもなったんです。
だから、グループの中に収まれるようになったのは、一度自分を見つめ直す時間を持ったからでもあり、私の考えを受け入れてくれた先輩たちのおかげでもあったと思います。
https://www.fashionsnap.com/article/tokyo-sasakirikako/
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