年末のむくみ悩みに即レス!飲む前・最中・翌朝のリセットメソッド

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年末年始は飲み会が続き、ついつい塩分の多い食べ物やアルコールを摂りすぎてしまい、翌朝顔や脚がパンパン……なんてこともあるのでは?

そんなむくみ地獄は、飲み会の「前・最中・あと」にひと工夫することで対策できます。

今回は忙しい20~30代女性でもすぐできる、簡単で続けやすいリセット方法をあんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。

むくみは“飲んだ量”より“飲み方”で決まる

ディナー
出典:Pixabay

飲み会後にむくむのは珍しいことではありません。

塩分やアルコールによって体内の水分バランスが乱れやすくなり、これがむくみの原因につながるのです。

とくにアルコールは利尿作用が強く、からだが脱水になると逆に水分をため込みやすくなります。

また、飲み会では味の濃い料理が多く、塩分過多になりがちですよね。

ナトリウムが増えるとからだは水分を保持しようとし、翌朝の“パンパン感”につながるのです。

すっきり美人がやってる!シーン別むくみコントロール

ホットティー
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飲み会が続く時期でも、シーンに合わせた工夫でむくみは軽減しやすくなります。

忙しい日常でもサッと実践できるものが多いので、ぜひ試してみてください。

Before:白湯を飲んで内側から水分補給

飲み会前に白湯を1杯飲むだけで、からだの水分バランスが整いやすくなります。

白湯は胃腸への負担が少なく、冷えやすい女性の血行促進にもおすすめです。

そして、事前に水分を適度に確保しておくことでアルコールによる脱水が緩やかになり、むくみ予防に効果的です。

食欲を落ち着かせて暴飲暴食を防ぐメリットがあるのもうれしいポイントといえます。

During:乾杯中のむくみにくい盛り合わせの選択

飲み会中の一番のポイントは“塩分を摂りすぎないこと”です。

おすすめの食べ物は「枝豆」「冷やしトマト」などの塩分の体外排出を手助けしてくれるものや、「刺身盛り合わせ」「グリル野菜」など、味付けが比較的濃すぎないものです。

逆に、唐揚げ・ポテトフライ・濃い味の炒めものなどはむくみの原因につながるので、食べすぎに注意しましょう。

また、アルコールの合間に水を1杯挟む“チェイサー飲み”を意識すると、脱水とむくみが軽減しやすくなりますよ。

After:寝る前のストレッチで血行促進

お酒を飲んだあとはすぐにでも横になりたいものですが、むくみを翌日に持ち越さないためにも、寝る前に3分だけでもストレッチをするクセをつけましょう。

とくに、ふくらはぎの筋肉をほぐしてあげることで、ポンプ機能が高まって、滞った血流や水分の流れが再開しやすくなります。

いすに座ってかかとの上げ下げをしたり、仰向けになって手足を上に伸ばしてブラブラしたりするだけでも効果が期待できます。

また、ゆっくり大きな呼吸を続けることで副交感神経が整い睡眠の質の向上にもつながるので、翌朝スッキリ目覚めやすくなるでしょう。

むくみ対策には漢方薬もおすすめ

生薬
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むくみ対策には、漢方薬の使用もおすすめです。

漢方薬のなかには、「むくみ」に効果が認められており、婦人科や循環器内科などで処方されているものもあります。

また、血流をよくすることで、心臓や肝臓の機能が回復して代謝も上がり、むくみにくいからだづくりをすることができますよ。

具体的には下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

  • 血行をよくして水分代謝を整える
  • 水分の循環をよくして老廃物や塩分の排出を促す

<むくみ対策におすすめの漢方薬>

五苓散(ごれいさん)

水分の循環をよくして余分な水分を取り除き、むくみや二日酔いを改善する漢方薬です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血流や水分代謝を整えることでからだの余分な水分を取り除き、むくみや冷えを改善する漢方薬です。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、お手頃な価格の漢方薬を自宅まで郵送してもらえますよ。

翌朝に差がつく!簡単リセット習慣

飲み会続きでも、「飲む前・最中・飲んだあと」に少し意識するだけで、むくみは確実に軽減できます。

今回ご紹介した方法が習慣化できれば、飲み会の翌朝のパンパン顔や脚から卒業できるかもしれません。

楽しい年末年始も“むくみにくい美人習慣”で乗り切りましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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