【解説】頑張ってるのに痩せない…ホルモンと向き合うダイエット

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食事量を減らし、運動もしているのに体重が落ちない。

とくに、妊活中や産後、ピル使用中など、ホルモンバランスの変化がある時期に「今までと同じ方法が効かない」と感じる女性は少なくないでしょう。

しかし、無理なダイエットはおすすめできません。

ホルモン変化期に知っておきたいダイエットについて、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。

頑張っているのに、変わらないと感じたら

ハート
出典:Photo-ac

妊活中・産後・ピル使用中は、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が大きく変動しやすいです。

これにより、水分をため込みやすくなる、脂肪を蓄えやすくなる、食欲が不安定になるといった変化が起こりやすくなります。

そのため、頑張っていても変わらないと感じるのは決して努力が足りないのではなく、からだが変化期にあるだけと考えましょう。

まずはその事実を理解することが、遠回りに見えて一番の近道といえます。

ホルモン変化期の“無理しない”ルール

体重計
出典:Unsplash

ホルモンの影響を受けている時期は、無理に減量するよりも「からだの安定」を優先することが大切です。

からだを整えることで、結果的に太りにくい土台が作られるのです。

ここでは、意識したい2つの基本ルールを紹介します。

体重より、体調を指標にする

ホルモン変動期は、体内の水分量やむくみの影響で体重が増減しやすくなるので、体重という数字だけを追うと不安や焦りが強くなりがちです。

そのため、この時期は「朝の目覚めの悪さ」「むくみ」などの体調のサインを指標にしましょう。

これらのからだの不調は、自律神経の乱れが関わっていることも多いといわれています。

そこで、まずは体調を整えて自律神経の乱れを解消するのが大切です。

自律神経が整うことで、代謝や食欲調整に関わるホルモン(レプチン・グレリン)が安定しやすくなるといわれています。

これが、痩せやすいからだ作りの第一歩になります。

冷やさないことを最優先

ホルモン変化期のダイエットでとくに重要なのが「冷え対策」です。

からだが冷えると血流が悪くなり、ホルモンの運搬や代謝もスムーズに行われにくくなります。

そのため、「冷たい飲み物を控える」「湯船に浸かる」「首・おなか・足首を温める」など、基本的なケアが大切です。

また、余裕がある場合は、適度な運動やストレッチもおすすめです。

とくに、ふくらはぎの筋肉を刺激してあげることで筋ポンプ作用が活性化し、血流促進に効果が期待できますよ。

整える力を引き出す、漢方薬でインナーケア習慣

漢方薬
出典:Photo-ac

からだの調子を整えてダイエットを成功に導くには、漢方薬の服用もおすすめです。

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、一般的に西洋薬より副作用が少ないといわれています。

決められた量を飲むだけなので、忙しくても続けやすいのが嬉しいポイントですよ。

具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
  • 血流をよくして冷えを改善する
  • 代謝を上げて、運動の効率を上げる
  • 水分の循環をよくして水太りを改善する
  • 脂肪の吸収を抑える
  • 自律神経を整えてストレス過食を防ぐ

<おすすめの漢方薬>

当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん)

疲れやすく、貧血症状のある人におすすめです。
からだの水分代謝を高めて余分な水分を排出することで、冷えやむくみを改善します。
血行もよくするため、代謝を上げてダイエットのサポートに役立ちます。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

生理不順やPMS(月経前症候群)の症状のある人におすすめです。
自律神経やホルモンのバランスを整えることで、不眠やイライラを改善します。
ダイエットによるストレス対策にも役立ちます。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

痩せる前に、整える。それが続くダイエット

ホルモンバランスの変化がある時期に痩せにくさを感じるのは、自然なことです。

無理な制限より、体調・冷え・巡りを整えることが、結果的に体型を安定させる近道になります。

焦らず、今のからだに合ったペースを選ぶことが、これからの自分を守るダイエットにつながるでしょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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