「なんとなくからだが重くてむくみやすい……。」そんな悩みはありませんか?
とくに春は仕事や家庭の環境変化が起こりやすく、疲れがたまりやすい季節です。
知らず知らずのうちに、水分代謝が滞っているかもしれません。
忙しい毎日でも取り入れやすい水分代謝を促す習慣を、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに教えていただきます。
春になってむくみがひどくなってきた……
春先は気温や生活リズムの変化で自律神経が乱れやすく、血流やリンパの流れが滞ってむくみを感じやすくなるといわれています。
とくに、朝と夕方で脚や顔がパンパンになる……という経験はありませんか?
これはからだが水分を上手に巡らせられず、余分な水分がたまっているサインです。
「水を飲むとむくむ」と感じる人もいるかもしれませんが、実は水分不足がむくみの原因になることがあります。
なぜなら、からだは「水分が不足している」と判断すると、余分な水分をため込もうとするからです。
そのため、むくみ対策には適切な水分補給が欠かせません。
水分代謝リセットの基本は3つ
春のむくみをリセットするための基本は、「温める」「動かす」「飲み方」です。
ここでは、忙しくてもできる簡単ケアをお伝えします。
温める
からだが冷えて血流が滞ると、水分代謝も滞留しやすくなります。冷えはむくみの大敵です。
「お風呂で湯船にゆっくり浸かる」「足首やふくらはぎを意識的に温める」などがおすすめです。
からだが温まると血液やリンパの流れがよくなり、余分な水分も排出されやすくなりますよ。
動かす
血流やリンパの循環を促すカギは「からだを動かすこと」です。たとえば「座ったまま足首を回す(左右各20秒)」「立ちながらかかとの上げ下げ(10回)」だけでもOKです。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、筋ポンプ作用によって血液を循環させる働きがあるため、定期的に動かすことで下半身の水分の巡りをサポートしてくれます。
忙しい毎日だと、まとまった運動時間を確保するのは難しいかもしれませんが、上記のような「ながら運動」でも十分効果が期待できますよ。
飲み方
むくみ対策には水分を減らすのではなく、水分の摂り方を意識することが大切です。「一度に大量に飲むのではなく、1日を通してこまめに飲む」
「内臓を冷やさないために常温の飲み物や白湯などを取り入れる」
「利尿作用のあるものや糖分の多いものは避ける」といったことを心がけましょう。
忙しくても続けられる回復ケアには漢方薬もおすすめ
むくみケアには、上記の方法に加えて漢方薬の服用もおすすめです。
漢方薬は自然由来の生薬でできているので、一般的に副作用も少ないといわれています。
決められた量を飲むだけなので、忙しくても続けやすいのが嬉しいポイントですよ。
具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
- 血液やリンパ液の流れを改善する
- 血液やリンパ液の流れを改善する
- 血液やリンパ液の流れを改善するからだを温め、筋肉の緊張をゆるめる
<むくみ解消におすすめの漢方薬>
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血流や水分代謝を整えることでむくみを改善する漢方薬です。貧血気味で、からだが冷えやすい人におすすめです。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
胃腸機能を高めて水分代謝を整え、むくみや水太りを解消する漢方薬です。疲れやすく汗をかきやすい人におすすめです。
<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>
漢方薬は自分の体質に合ったものを選ぶことがとても重要です。「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。
しかも、お手頃な価格の漢方薬を自宅まで郵送してもらえますよ。
軽やか習慣でスッキリなからだに
春は朝晩の気温差や変化の多い生活などで疲れやすい季節です。むくみが気になる際は、今回ご紹介した「水分代謝リセット」方法を試してみてください。
忙しい日々でも、ちょっとした習慣がスッキリ軽やかなからだ作りに役立つでしょう。
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
