1: 2023/11/17(金) 12:09:07.17 0
──晴れて合格したオーディションでは厳しいレッスンも課せられました。
井上 正直、レッスンまでたどり着けるとは思っていませんでした。その喜びもあっただけにあまりしんどいとは思いませんでした。
ただ、歌とダンスの経験がなかったので、受かる自信はほとんどなくて。もうダメでもともとな気持ちでしたね。
ダンスの振りを覚える前にカラダの使い方を練習する「アイソレーション」というがあるんですが、「どうしてこんな動きができるんだろう?」と不思議な気持ちでしたね。
弓桁 もともと、ミュージカルのオーディションでも役を頂けた喜びと同時に落ちてしまって泣いている子たちの姿を見てきたので、
他の応募者の方の気持ちも考えて、責任をもってやらなきゃいけないと考えていました。
3次審査を通過したあたりで自信も付いてきて「私は受かるんだ!」という気持ちが湧いてきたんですが、反対に自信喪失していた時間もたくさんありました。
とにかく、合宿中は泣いてばかりで……YouTubeに上がっているレッスン中の動画では泣いていないんですけど、レッスンが終わった後にトイレの中で泣いたり、
宿舎に帰った後にまた1人で泣いたり……と当時を思い返すと涙ばかり流していましたね。
「アイドルになりたい」という純粋な思いで受けに来たのに「(この辛い時間は)いつかは終わる」と心の中で言い聞かせている部分もあって……。そんな自分が悔しかったです。
──2人で励まし合う場面もありましたか?
弓桁 それは1回もありませんでした(笑)。
井上 泣いていたことも知りませんでした。
弓桁 私はライバル意識が高かったと思います。
井上 私はライバルとは考えていませんでした(笑)。というのも、そこを気にしちゃうと終わりだと思っていました。本当にネガティブな性格なんです。
そもそも、今回の合格までにいくつかのオーディションに落ちていて……正確な数はわかりませんが、たぶん10回以上落ちているはず。だから、ついついネガティブになってしまって……。
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