岸本ゆめの「ハロプロにいると自分の役割を与えられてそこから抜け出すと怒られる。私はパワー系でなければいけなくて辛かった」

no title

1: 2024/10/23(水) 12:56:46.80 0
自分を出すという点で言うと、グループ時代の私の役割は「大きい声を出す」「パワーを出す」という印象だったと思うんですけど、「私も静かな歌い方ができるのにな」と思っていたんですよ(笑)。

ただ、それは自分の役割ではなかったんです。静かなパートと強いパートの両方で100%のいいテイクが録れたとしても、強いパートが採用される。

同じように、「私は強いパートも歌えるのに」と思っている子がいても、その子は静かなパートが採用されがちということもあると思うんです。

やっぱりそれぞれの印象があって、それは私の個性でもあるけれど、それすら、もはやグループの中の役割の1つでしかない、みたいなことも思っていて。

私がレコーディングでよく注意されるポイントがいくつかあって、その中の1つに「声がかわいくなってきてる」というのがありました。

そう言われるのは、グループのバランスを考えたときに、かわいい声の子がほかにもめちゃくちゃいるからで。

私はパワー系の声も出せるし、そっちのイメージが強いから、かわいいほうに寄せるとグループとしてのバランスが悪くなるのかなと。

それで自分のビジョンとか、この11年のすべてが崩れた気がして、心身のバランスが取れなくなってしまいました。それがお仕事を休んでしまった原因です。

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