塗る×飲むで最強!?日焼け止めは飲む時代!

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夏場に気になるのが、紫外線による肌へのダメージですよね。

UVケアは欠かせませんが、「塗るタイプの日焼け止めだけでは不安」と心配している方におすすめなのが、「飲む日焼け止め」です。

今回は、飲む日焼け止めのメカニズムや選び方、効果的なUVケアの方法について、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんにお話を伺いました。

飲む日焼け止めって本当に効くの?

疑問符
出典:Unsplash

外用の日焼け止めは、紫外線を吸収したり、逆に反射したりして肌へのダメージを軽減しますが、飲む日焼け止めは、摂取することでからだの内側からのUVケア効果を期待できます。

また、飲むタイプは「日焼け後」のケアにも使用できるのが特徴です。

即効性は期待できませんが、塗るタイプと併用することで、日焼け防止の相乗効果が期待できます。

ただし、飲む日焼け止めは、まだ十分な科学的根拠が証明されていないので、その点は注意が必要です。

飲む日焼け止めの選び方

サプリメント
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重要なのは、「抗酸化作用」や「メラニン生成抑制作用」のある成分が含まれているかどうかです。

紫外線が皮膚の深部や真皮に届くと、細胞内で活性酸素が発生します。

これがシミや老化の原因に。

抗酸化成分には、こうした活性酸素を抑える働きが期待できます。

また、紫外線によりメラニンが過剰に生成されると、色素沈着やシミの原因にも。

そこで、以下の成分に注目してみましょう。

抗酸化作用

ポリポディウム・レウコトモス(PLエキス)

アスタキサンチン

メラニン生成抑制作用

リコピン


飲む日焼け止めを選ぶ際は、これらの成分表示をしっかり確認しておきましょう。

「飲む×塗る」明日からできるUVケア術2選

メイクする女性
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ここからは、簡単に行えるUVケアについてご紹介します。

抗酸化ケアを意識する

スキンケアの仕上げに、ビタミン誘導体やアスタキサンチン配合の美容液を使用し、からだの内と外から抗酸化ケアを行いましょう。

活性酸素を抑えることで、肌へのダメージを軽減し、健やかな肌を保つことにつながります。

室内や曇りの日でも油断しない

紫外線のなかでも「UVA」は、窓ガラスも通過し、肌に影響を及ぼします。

そのため、曇りの日や室内にいる日でも紫外線対策が必要です。

「SPF10~20/PA++」を目安に、軽めのUVケアをしておくのが安心です。

美白ケアには漢方薬もおすすめ

生薬
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飲む日焼け止めとあわせて美白ケアとしてとり入れたいのが、漢方薬です。

漢方薬の基本理念は、体質に働きかけることで、不調の根本からの改善を目指すというもの。

美白ケアを始め、肌荒れしやすい体質を見直したい方に適しています。

また、漢方薬は植物、鉱物といった生薬をもとに作られていて、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれています。

漢方薬で肌を白くする、もしくは透明感をあげる、シミそばかすを防ぐケアを行う場合、
「血流を促して肌に栄養と酸素を届ける」
「水分循環をよくして、老廃物を排出させる」
「肌のターンオーバーを促す」
といった作用を期待できる生薬を含む漢方薬を選びましょう。

<美白ケア対策におすすめの漢方薬>

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血流や水分代謝をよくして、肌の栄養や潤いに働きかけます。

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

血流の滞りをよくして、肌の栄養や潤いに働きかけます。


漢方薬は、体質との相性もとても大切です。

医師や薬剤師などの漢方のプロに、ご自身のからだに適した漢方薬を選んでもらいましょう。

ネットで漢方薬を利用したいなら、「あんしん漢方」というサービスがおすすめです。

あんしん漢方は、体質診断、漢方薬の提案、アフターケアまで、すべてネットで完結。

漢方薬のプロが責任を持って対応してくれます。

内と外から日焼けケアを万全に!

飲む日焼け止めは、肌の内側からサポートするUVケアです。

外用の日焼け止めと併用することで、より効果的な紫外線対策を行えます。

夏本番を迎えるこれからの季節、からだの内と外からしっかりとケアを心がけ、紫外線に負けない美しい肌をめざしましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。
症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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