雨予報の日は先回り。低気圧でぐったり対策

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雨が近づくとなぜかぐったりしてしまう……。

からだが重く、やる気が起きない。

そんな悩みを抱えていませんか?

低気圧の日に感じる不調には、実は明確な理由があります。

今回は、低気圧による重だるさの原因と、朝からできる簡単なセルフケアについて、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに解説いただきます。

なぜ低気圧の日は重だるい?

雫
出典:Unsplash

低気圧の日にからだが重だるく感じるのは、主に自律神経の乱れが原因です。

からだには気圧の変化を感知する「内耳(ないじ)」という器官があり、気圧が変わると、その情報を脳の中枢へと送ります。

この内耳からの信号が脳に届くと、からだを活発に動かすための「交感神経」が過剰に刺激されることがあります。

その結果、血流や血圧のコントロールが乱れてからだの重だるさにつながるのです。

また、内耳は「リンパ液」という体液で満たされていますが、気圧の変化で水分バランスが崩れると頭痛やめまいの原因にもなります。

雨の日のぐったり、まずは“朝ケア”で立て直そう

ブレックファスト
出典:Unsplash

低気圧の日は、朝の過ごし方を少し変えるだけでからだをケアできます。

ここからは、今日からすぐにとり入れられる3つの方法をご紹介します。

朝ごはんは“ひと口だけでも”食べる

朝にきちんと食事を摂ると、血糖値の急上昇や急降下が起こりづらいといわれています。

血糖値が安定すると自律神経にも余裕が生まれるため、少量でも朝ごはんを食べることが大切です。

朝からエネルギーをしっかり補給することで、ふらつきやだるさの予防にもなります。

また、炭水化物だけでなく、卵や納豆などのタンパク質を加えると、エネルギーが持続しやすくなります。

首・肩まわりを30秒だけ伸ばす

自律神経が乱れると、首や肩まわりの筋肉が緊張してこわばりやすくなります。

以下のようなストレッチをとり入れて、筋肉の緊張をほぐしましょう。

  • 座ったまま首を右側に傾ける
  • 右手を頭の左側に添える
  • そのまま15~30秒ほどキープし、ゆっくり首を戻す
  • 同様に反対も行う

無理に引っ張らず、手の重みを加える程度に行うのがポイントです。

首を傾けた後は、首筋を伸びていることを意識しながらゆっくりと深呼吸しましょう。

その日の予定を“7割”に調整する

計画したスケジュールを完璧にこなそうとすると精神的ストレスとなり、午後には息切れしてしまいます。

効率を重視して予定を立てたはずが、かえってその予定に振り回されてしまっては本末転倒です。

家事や仕事の優先順位をつけ、「7割ほどこなせばOK」というマイルールを設定してみましょう。

「床掃除は明日でいい」「夕飯は簡単なもので済ませる」など、いい意味で手を抜くことで、心とからだに余裕が生まれます。

セルフケアで足りない日は、漢方薬という選択肢も

生薬
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セルフケアだけでは不十分と感じる場合は、漢方薬を試してみるのもひとつの手段です。

漢方医学には、からだの乱れたバランスを整え、根本からの体質改善をめざすという基本理念があります。

また、漢方薬は一般的に西洋薬に比べ副作用リスクが低いといわれているのも、始めやすい点です。

漢方薬で低気圧のぐったり感に対処する場合、
「水分代謝を高めて余分な水分を排出する」
「血流の滞りを改善したり自律神経のバランスを整えたりする」
「消化・吸収機能を回復してからだの内側から心を元気にする」
といった効果を期待できる漢方薬を処方してもらいましょう。

<低気圧のぐったり感におすすめの漢方薬>

五苓散(ごれいさん)

余分な水分をからだの外に排出したり、全身の水分バランスを調整したりします。

六君子湯(りっくんしとう)

胃腸の機能を高めながら水分代謝を改善し、エネルギーを補うことで倦怠感を緩和します。


ただし、漢方薬は体質との相性がとても重要です。

医師や薬剤師に相談して、ご自身の体質に合うものを選んでもらいましょう。

もう少し気軽に利用したい場合は、オンライン漢方薬の「あんしん漢方」がおすすめ。

体質診断から漢方薬の処方、アフターフォローまでこまめに対応してくれるので、初めての漢方薬にも最適です。

低気圧による不調に負けないために

低気圧のぐったり感の正体は、主に気圧の変化による自律神経の乱れです。

朝ごはんを食べる、首や肩のストレッチを行う、予定を詰め込みすぎないといった、心身の負担を和らげる習慣を身につけ、この季節の不調を乗り切っていきましょう。

<この記事の監修者>

山形 ゆかり(やまがたゆかり)
あんしん漢方薬剤師
薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。
糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。
エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。
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