佐藤優樹「サウナで師匠のような80歳くらいの友達もできました！」

――最近、リフレッシュ方法を見つけたんでしょ？

「サウナです。考えるのが好きでもあるけど、
真っ白にできないから、サウナに入って何も
考えないようにする。もともとモーニング娘。の
卒業を決める前から、卒業した方がいいのか、
まだいた方がいいのか、つんく♂さんの22歳を
どう受け止めるべきなのかと考えていたときに、
もういい！考えたくない！と思ってちょこちょこ
行っていたんですが、最近はかなり頻繁に
通っています」

――整う感じなんですね。

「隣のおばさんの会話から世の中を知ったり、
きれいなお姉さんの人間観察したり、
師匠のような80歳くらいの友達もできました！
最初、サウナでの礼儀みたいなものが
なっていなかったらしく、怒られたんです。
ルールを教えてもらったから謝って、
そのときに“あなた今、頭ガチゴチになって
仕事のこと考えてるのかわかんないけど、
何か息抜きしないと。手が震えてることに
気付いてる？”って言われたんです。
“あなた自身があなたに疲れてるから、私も
見てて疲れる”って。全てを見透かされて
いる気がして、それからたまにサウナで
お会いして話をするんです。おばあさんの
家族の話も聞いたりして、“もっと笑いなさい、
笑っている顔がいちばんいい！”と言われた
ことに救われました。人って、いろんな
成功体験から少しずつ自信をつけて、
経験がないことでも飛び込むことができるん
ですよね。その感覚が全くわからなくて
震えていたんです。でもやっと、個性を
打ち出していくということの大切さも
感じているし、佐藤優樹らしさをイメージ
できるようになってきました」